はりま自立の家

日本ではじめてのチェシャーホーム「はりま自立の家」
重い障害があってもより豊かに生きていくためには、持てる能力を出来るかぎり発揮できる「場」とそれを助ける「手」が必要です。
「はりま自立の家」は、障害のある人たちに暮らしやすく便利な建物と設備を整え、また充分な介護体制を持っています。
だれもが安心して毎日の暮らしを楽しめるようお手伝いします。

公益財団法人ひょうご子供と家庭福祉財団

1968年ボランティア活動から民間の福祉団体「心身障害児福祉ビューロー」を創設し、西宮市から事務所を提供してもらい、地域の障害児父母の会の支持を得て、障害のある子どもや家族のレクリエーション活動、療育キャンプなどの活動を進めました。 活動も兵庫県下に広がり、神戸にも事務所を設け、「財団法人兵庫県心身障害児福祉協会」として専門的な療育活動を行うようになりました。 21世紀になって、障害児ではなく、特別な支援を必要とするすべての子どもと家庭に、必要なサービスを提供していくため、名称を「ひょうご子どもと家庭福祉財団」に変更しました。

社会福祉法人ひょうご障害福祉事業協会

財団の活動を通して成長した子どもたちの、管理された「施設」ではなく、親から自立して安心して暮らせる自由な「家」を作ろうと考えました。 イギリスの「チェシャーホーム」の精神に共鳴して、日本の福祉法のもとで新しい考え方の「家」を福祉施設として運営するために、1980年に新たに社会福祉法人ひょうご障害福祉事業協会を設立しました。
1981年、日本ではじめてのチェシャーホーム「はりま自立の家」が誕生しました。

はりま自立の家は

日本ではじめてのチェシャーホームとして1981年国際障害者年に誕生しました。
「施設」ではない、明るく家庭的な雰囲気のある「家」を目指しています。
50人の障害のある人たちの暮らしの場が始まりました。
1990年 居室を広げるために、新しい棟を増築しました。
2006年 より主体的で自由な暮らしを希望する人たちのために、バリヤフリー住宅として福祉ホーム「ローズハウスはりま」を開設し、10人の方が新しい生活を始められました。
身体に重い障害がある人たちの新しい地域生活の形です。

建物は

美しい緑に囲まれ、中庭や採光に工夫をし、明るい開放的な雰囲気をもっています。
入居者の居住棟と食堂などのサービス棟、日中活動を行う多目的ホールなど、それぞれ建物が分かれ、 横の広がりがあり、また傾斜地に建っているため縦の広がりもあります。

多彩な日中活動プログラム

1週間に30種類近くのプログラムがあります。
クッキング、音楽、クラフト、教養講座、英会話、スポーツ、ムーブメントセラピー、スヌーズレン、アロマテラピー、ヨガなど、毎日好きなプログラムが選べます。
書道、陶芸、写真、音楽など、それぞれに専門の講師から指導も受けられます。

創造する心を大切に

クッキーづくりやさをり織り、紙すき、カレンダーづくりなどワークショップに参加することもできます。
出来上がった作品は、福祉ホーム内の「ローズショップ&カフェ」で販売しています。

本物の世界を大切に

プロの演奏家を招いてサロンコンサートを開き、地域の音楽好きな人たちと一緒に楽しみます。
もちろん大きなホールでのコンサートに出かけたり美術展にも行きます。レストランに行ってフランス料理を味わうこともあります。

四季おりおりの

行事も多彩です。ひなまつり、花見、蛍がり、夏祭り、観月句会、秋の運動会、クリスマスなど。季節感を大切にしています。

外出の機会も多く

近くのスーパーへ買い物や、理美容院へは毎週定期的に出かけます。
その他、近郊散策や美術館、ショッピング、映画、食事など毎月いろいろな所に出かけます。
一泊旅行も沖縄、北海道など遠いところから、日帰り旅行など、希望や体力に合わせて選べるよう、いろいろなコースを用意しています。

地域の住民として

地域の行事や各種の催しにも参加します。散髪、パーマなどは近くの店に出かけます。選挙も地域の投票場に行きます。
喫茶店でコーヒーを飲みながらおしゃべりを楽しみます。
はりま自立の家での毎日の暮らしは地域の中にあります。

毎日の生活は

食事・入浴の基本的な生活時間以外は自由です。
他人に迷惑をかけないルールを守り、個人個人の生活を大切にしています。

食事は

幅のある食事時間帯に自由にとることができます。
食器は食事に合った陶器の食器を使います。
基本的なメニューの他に、自分の好みに合わせてメニューを選ぶこともできます。
季節感のある、おいしい家庭の味を提供し、時には気取ってイタリア料理やフランス料理をサービスします。

買い物は

スタッフが付き添ってスーパーマーケットや商店街に出かけられます。
日用品は館内の売店でも購入できます。
スタッフが代わりに買い物をしてくる買い物サービスを利用することもできます。

外出は

自分で自由に出かける個人外出もあります。
リフト付きのバスで車椅子のまま出かけることができます。
行き先はあなたの自由です。

面会は

いつでも自由です。家族、友人、知人の訪問・面会も自由です。
中央のホールでどうぞ。
隣接している福祉ホーム内の「ローズショップ&カフェ」でお茶を飲みながら、ゆっくりお話しも出来ます。

くらしを守るスタッフは

日常生活の介護をするケアースタッフ、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、聴覚言語療法士、マッサージ師、 調理員、栄養士、事務員です。
入居される方の主体的な生活を支えるのが仕事です。

入居の対象となる方は

 ・原則として18歳以上65才未満の身体障害者
 ・身体障害者手帳を持っている方、障害福祉サービス受給者証のある方
 ・常時介護を必要とする方
 ・伝染性の疾患にかかっていない方
 ・集団生活に著しい支障をきたす恐れのない方

利用の費用は

ご本人の所得に応じて、サービス利用料の一部負担額が決められます。
その他、食費・光熱水費等が必要です。

入居を希望される場合は

現在住まれている地域の市役所もしくは、福祉事務所、相談支援事業所にご相談ください。